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2010年10月19日

七五三

氏子・崇敬者の皆さん こんにちは!
約2週間ぶりの投稿になりますがお変わり無いですか?

10月も3分の2が過ぎようとしてますが、そろそろ七五三の季節が近付いてきました。毎年10月末から11月中にかけて七五三を迎えた子供たちで境内が賑わいますが、今日は真面目にこの七五三を解説したいと思います。とは言っても浅学非才の身なので何処まで解説しきれるか分かりませんが。。。

今年の七五三は
平成16年生(申歳)の女の子
平成18年生(戌年)の男の子
平成20年生(子歳)の男女
の子供たちが対象となっています。また最近では満年齢でも受け付けています。

さて、七五三は『11月15日に、子供の成長の節目にあたり神さまの御加護に対し感謝を捧げ、神社で無事成長を祈願する行事です。』(出典;鹿児島県神社庁発行-かごしま暦)とあり、子供の通過儀礼とも言えそうです。


また鹿児島や奄美には、七五三とは別に正月七日に七歳を祝う習慣が有ります。これも七五三同様の通過儀礼と考えられますが、Wikipediaの~通りやんせ 民俗学的考察~の項によりますと
民俗学的見地から見る場合、最も注目すべきは「七つのお祝いに お札を納めに参ります」との一節であろう。古来から、7歳は男女の別が備わり社会の仲間入りをする年齢、とみなすのが全国共通の習慣である(数え年の7歳は、現代では満6歳になる年度を指し、現在でいえば義務教育が始まる1年前の年齢に相当する)。

乳幼児死亡率の高い昔は、子供が7歳まで生きることが難しかったため、無事な成長を願う儀式が必要とされた。そのなかで比較的多いのは、「赤ちゃんが生まれた直後、紙を人型に切って神棚へ祀り、7歳までの守り神とする。7歳の宮参りになると、それを氏神へお返しして、社会の仲間入りをする」というパターンである。かわらけの欠片や米(餅)を包んだおひねりといった古態もあるが、開けた地域では氏神のお札を用いることも多い。

つまり、7歳まで無事に育った子供は、庇護してくれた守り神をお返しする通過儀礼を経て、社会の一員として認められるようになり、同時にそれは、今まであった神佑を断ち、神霊の庇護なしに生きていかねばならないことを意味する。ゆえに「行きはよいよい、帰りは怖い」のである。
とあり元は全国的に行われていた通過儀礼であったであろう事が伺われます。鹿児島県には古き良き習慣が今でも綿々と受け継がれているんですね~

この度七五三を迎えられるお子様がいらっしゃるご家族の皆さん。この機会にお近くの神社へお参りしませんか?



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Posted by 禰宜 at 10:35│Comments(0)伝統行事
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